Computer & RF Technology

LimeSDRをケースにいれてみました

LimeSDRをケースに入れてみました。使ったケースはタカチのEXH8-3-12です。U.FLとSMAの変換ケーブルを用意してパネルに出しました。SMAコネクタが沢山並ぶと、何だかスゴそうな感じになりました。

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いつもは裸の基板のまま実験することが多いのですが、LimeSDRはU.FLコネクタがあまりにも脆弱なので、無理せず素直にケースに入れることにしました。

このケースは放熱が考慮されフィンが付いており、アルミも肉厚です。サイズも豊富で、比較的安価です。このケースがLimeSDRにベストフィットであることはOSQZSSさんに教えていただきました。

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このケースはネジを止めるレールが用意されています。このサイズだと53mmでLimeSDRの取り付け穴の間隔とほぼ合っています。

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ケースの内寸に余裕がないので、基板の固定用に2mm程度の短いカラーが欲しいところです。そうしないとUSBコネクタの位置がパネルに対してアンバランスになってしまうのです。2mmのカラーは手持ちにはありませんので3Dプリンタで作ることにしました。SketchUpでさくっと6mm x 2mmの円柱に穴を開けた形状を4つ作ります。

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それを3Dプリンタで印刷、そして3mmのドリルで穴を整形しておきます。ネジも固定に7mm程度の短いものが必要だったので、電工ペンチのボルトカッターで切断しました。

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それらを使ってケースに固定したところです。いい感じにうまく固定できました。3Dプリンタはちょっとしたサポート材を作るのに便利です。半端なサイズでも好きなように作れます。

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次はパネルを作ります。CADデータはタカチのWebから図面をDXFやDWF形式でダウンロードできるのですが、残念ながらSketchUpにインポートできませんでした。そのため、一度PNG形式にしてから、寸法を拾いながら図面にします。そして実物から寸法を取りながら、コネクタ位置の書き入れていきました。それを実寸で印刷してチェックします。SMAコネクタを10個ならべるのはぎりぎりのサイズでした。

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印刷したものを切り抜いて、糊でパネルに貼りつけ、位置をケガキます。

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穴開けはボール盤を使います。近所のホームセンターの工作室を使わせてもらいました。木ネジで木片に固定、ポンチを打ってから、最初に小さい穴を空けて、順次大きくしていきます。穴のサイズはSMAコネクタ用には6mmではわずかに小さすぎ、結局6.5mmにしました。

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角穴は丸穴を空けてから、ヤスリで整形しました。できればフライスを使って加工してみたいところです。小穴はLEDのインジケータ用ですが、残念ながら斜めにずれてしまいました。丸穴は面取りして綺麗にしておきます。

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コネクタを取り付け、組み立ててみたところです。コネクタは数が全部揃っていませんが、用意してあるだけ取り付けました。

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蓋をして、コネクタパネルから見たところです。基板は裏向きになっています。

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USBコネクタ側から見たところです。基板は裏向きですが、USBロゴが上向きになっているので、これが正しい方向です。インジケータは半透明のホットボンドとアルミ箔で導光路を作り、基板上のLEDの光をパネル面に導いてみました。一応思惑通りできて、光って見えていますが、光量に差があって要再検討です。

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ケースに入ったことで安心してLimeSDRを使えるようになりました。実際に使ってみると、ケース全体がほんのりと暖かくなる程度です。放熱に関しては充分だろうと思っています。

ケーブル取り付けに際しての注意です。RX/TXポートに付いているトランスに、品番が書かれた蓋のような板が取り付けられているのですが、ここにケーブルがひっかかって板が取れてしまいました。性能には影響しないと思われますが、ご注意ください。

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